駆け抜ける低い空 雲間跳びゆく影ひとつ 全てを白にする太陽 気持ちイイほど痛い日差し 海の碧 空の蒼 萌え盛る力 地の翠(みどり) 草葉のそよぎ 蝉時雨 水面(みなも)飛ぶ風 飛沫水(しぶきみず) 冷水に浸かれた西瓜(す... 続きを読む →
ゆたゆたと流れるものよ
ただ軟らかく柔らかく 逆らうことなく 足掻(あが)くことなく 穏やかな また嫋(たお)やかな 時間(とき)の水精(ニンフ)の 誘(いざな)うまゝに 心ひとひら 波の上 たゆたう流れに 押されながらも 全てを任せ つーっと... 続きを読む →
海陽風月
あなたが見ている海は 僕が見ている海とは 違うんですね ただ同じように 輝く波間を 見つめているだけなのに あなたが見ている海と 僕が見ている海は 違うんですね 太陽のちりちりする日差しも 鼻の奥をくすぐる潮の香も 頬を... 続きを読む →
何故か今夜は
何故か不思議と胸が痛む夜 時の流れに埋もれそうで 自分を見失いそうな哀しみ 足元を照らすものはなく 踏みしだく草の香と感触 頭上に瞬く小さな灯り ひとつ ふたつ… 誰かの名を囁こうとしても きみ? ... 続きを読む →
暁
暁を待つ闇の中 じっと身じろぎもせず 飛び立つ時を待つ 今か今かと 焦ってはならぬ ”その時”を待ちながら 見逃さぬよう 全ての持てるエネルギーを 集中力へと高め ただじっと雌伏の時は過ぎぬ 飛び立... 続きを読む →
Open Heart
君が苦しみ続けているのは 僕が君を理解してあげることが 未だ出来ずにいるからだろうか 君の心の奥底を 僕が覗き込もうとする度に 心の迷宮から抜け出せなくなる Open My Heart Open Your Heart ふ... 続きを読む →
二人の時間
僕が笑顔でいるのは 君の笑顔が見たいから 僕が笑顔でいられるのは 君の笑顔が見れたから 時間は流れてはくれない 幾重にも また 幾重にも ただ ただ 重なり続けてる 過去を背負い続けてる 僕が語り続けるのは 君の声を聴き... 続きを読む →
過去の意味不明な作品
※このエントリは前エントリと同様に ※Mac の中を漁っていて発見したものです ※2006年8月2日に入力したものです ※ ※何かの実験的な秀作でしょうか? ※文章的に味があるのかどうか? シャワー室を出る、白いシーツ... 続きを読む →