『映画 プリキュアオールスターズ DX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』

2010/日本


prety
監督:大塚隆史


 それはゴールデンウィークの初め、元嫁からの一本の電話から始まった。私は元嫁から真剣な声で告げられたのだ、娘が右腕を骨折してしまったということを!


 上腕を捻っての亀裂骨折……


 大きな怪我でなかったのだけは幸だったが、せっかくのゴールデンウィークだというのに、これでは娘も思い切って遊び廻れまい。不憫である……。


 私は娘が可哀想になって、「三人で映画観に行こう!」と提案した。


 すると娘には、どうしても観たかった映画があるという。元嫁も忙しい人なので、今まで観に行けなかったのだ。

 その映画とは「映画 プリキュアオールスターズ DX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!」だ。タイトル長げ〜。(以下「プリキュアオールスターズ DX2」と略す)

 プリキュアとは、2004年に放映を開始した「ふたりはプリキュア」から始まる、女の子に大人気の、変身アクションアニメで、1年 1シリーズで、現在 6シリーズ目が放送されている。

 「プリキュアオールスターズ DX2」は、この 6シリーズの主役達が一同に会する映画で、ちびっ娘たちには興奮ものの、たまらない設定。もちろん大きなお友達にも、たまらない設定らしい。

 どうやらこのゴールデンウィークいっぱいで上映終了らしい、ギリギリ間に合った、というところだ。
 今までこうやって、三人で出かけることはままあったが、映画のようなレジャーに出かけるのは、本当に久しぶりだった。


 さて当日、映画館に着くと、娘と元嫁は、ジュースとポップコーンを買いに行った……。いやそこまでベタでなくても……、と思いつつ、私はチケット売り場へ向かった。

 窓口でチケットを購入すると、ピンク色の小さなペンライトを貰った「クリスタルミラクルライト」である! 子供供向け映画では、オマケは定番である。「おふたつお渡ししましょうか?」と、親切に訪ねてくれるお姉さんに対し、いえいえひとつて結構ですと、娘の分だけ貰ってくると、元嫁がひとこと、「私の分は?」いや、いくつになっても女の子なんですね(笑)

 子供向けの映画でオールスターズというと、私の世代だと、「ウルトラ8兄弟」とか、「仮面ライダー8人ライダー」に興奮した覚えがある。映画館に観に行ったことはないけど(泣)。完全に男児向けである。最近は女児向けの映画にも、この手法が取り入れられている。


さて登場するキャラクターだが

 キュアブラック
 キュアホワイト
 シャイニールミナス

 キュアブルーム
 キュアイーグレット

 キュアドリーム
 キュアルージュ
 キュアレモネード
 キュアミント
 キュアアクア←ここまでは解る(笑)
 ミルキィローズ←キャラは解る

 キュアピーチ←┐
 キュアベリー |かろうじて区別できる
 キュアパイン←┘
 キュアパッション←何となく判る

 キュアブロッサム←┐
 キュアマリン←──┘もう名前を覚えられない(汗)

総勢 17名!

 ウルトラ兄弟だって、こんなに多くはなかったぞ!


 さてこの映画の凄いところは、プリキュアシリーズそれぞれの作画タッチが、見事に混在しているところだ。

「ふたりはプリキュア」
「ふたりはプリキュア Max Heart」
「ふたりはプリキュア Splash Star」
ここまでは、ほぼ同じタッチ。

「Yes! プリキュア5」
「Yes! プリキュア5 Go Go!」
ここで子供たちが戸惑うほど、絵のタッチが変わっている。

「フレッシュプリキュア!」
では作画が簡略化され、同じシリーズとは思えないほど、絵が違う。娘も初めは「絵が違う!」と怒っていた。

「ハートキャッチプリキュア!」
ここに至っては、一作目の「ふたりはプリキュア」とは全くの別物である。

 ここまではタッチの違うキャラクターを、違和感なく一つのカットに収めるのは、至難の技であったろうと思う。

 極端に言えば、ダビンチとモネとピカソが一枚の絵を書いているようなものだ(笑)

 制作スタッフは、大変だったろうな〜、と変な所に感心してしまう。


 映画としては、ストーリーに関しては何も言う事はない(笑)

 一瞬映るだけのモブに、あるシリーズの、あのキャラが出ていたりして、親子三人で「あっ」とか言ってしまった(笑)

 ファンサービスもバッチリだ!


 そして何といっても、今回の悪役! プリキュアが 17人もいるのだから、もちろん悪役も大人数。しかもその悪役キャラが、それぞれのシリーズで、プリキュアと戦って来た、手強い奴らが復活して来ているのだ!

 プリキュアがオールスターズなら、悪役がもオールスターである。そりゃ子供たちも大喜びさ。

 ただ残念なのが、17人のプリキュアの変身シーン。さすがにフルバージョンで 17人分やったら、映画の 1/3(それくらいはあると思う!)は潰れていたろうから、ダイジェストっぽくなったのは仕方がないのだろうが、希お気に入りの、キュアブラック&ホワイトの変身シーン(←マジでカッコイイ!)は、Max Heart 版で、フルで観たかった(笑)

 プリキュアたちが、ピンチな(というか、もう勝ち目ない!)ところから、みんなの力で大逆転勝利! というラストは、定番とはいえ、観ていて気持ちイイ。こりゃ子供たちも大満足だろうo(^-^)o


 右腕亀裂骨折という、悲しいゴールデンウィーク突入となった娘だか、久々に親子三人で、しかも観たくてしょうがなかった映画が観れて、その後はゆっくりレストランで食事と、たった一日だけど、良い休日を過ごせたのかな?


 プリキュアを知らないと、全く楽しめない映画(笑)。ストーリーは完全に子供向け。ということで、映画自体の評価は、★★☆☆☆星二つとさせていただきます。娘は星五つくらい付けたいだろうけど(笑)

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